みなさん、こんにちは。
5月14日(土)放送の『土曜プレミアム』で
E.T.(イーティー)
が放送されます。
不朽の名作が久々の地上波登場で
「懐かしい!」と思われる方も多いと思います。
昔ご覧になった方は、まだ
「ゴールデン洋画劇場」の時代でしたよね。
この記事では
E.T.ってそもそも何の略?
E.T.のあらすじ
E.T.はスピルバーグの自伝だった?
などについて若干のネタバレを含めご紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう。
E.T.ってそもそも何の略?
『E.T.』って特徴的なタイトルですよね。
そもそも何の略かご存知でしょうか?
extra-terrestrial(エキストラ・テレストリアル)
の略で、名詞での意味は
地球外の生物,異星人,宇宙人
を指します。
作品中でETと主人公の少年エリオットは心を通わせ
いわゆる、心が”シンクロ”する状態になりますが
エリオットという名前の設定は
Elliott = E.T.
からきているとする説もあります。
E.T.のあらすじ
来週放送!
— 【公式】フジテレビムービー (@fujitv_movie) May 7, 2022
🎊3週連続洋画祭り第三弾🎊
5/14(土)夜9時〜『#ET』放送👽🚲
(一部地域を除く)
公開40周年記念🎉
あの時子供だった大人へ。
そしてこれから大人になる子供へ…。⁰
スピルバーグ監督が贈るSFファンタジーの金字塔🌟#ET40周年 pic.twitter.com/Rv3cQJexDF
【作品あらすじ】
地球の植物を観察し、サンプルを採集するためにやってきた宇宙船。しかし、近づいてきた人間に危険を感じた宇宙船は離陸してしまう。仲間とはぐれ、たった一人取り残された宇宙人。そんな宇宙人(E.T.)と少年エリオットとの友情を描く物語。E.T.の地球上での運命は?果たして仲間の元に帰ることができるのか?
【作品情報】
1982年に制作されたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。約1,000万ドルという予算で製作されたが、公開後にはアメリカ国内でおよそ3億ドルという当時の映画史上最大の興行収入を記録する。史上最高の映画の一つとされており、第55回アカデミー賞では、作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞の4部門を受賞。1994年には「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
今ではCGが発達し
どんな場面でも「作れて」しまいますが
1980年代にどうやってETを動かしていたのか
そんなところにも注目したいですね。
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E.T.はスピルバーグの自伝だった?
E.T.の作品のコンセプトの根底には2つのワードがあります。
- 両親の離婚
- 空想上の友人
これは監督のスティーヴン・スピルバーグ自身が
子どもの頃に実際に体験したもので
「コンプレックス」と言ってもいいかもしれません。
1960年(スピルバーグが13、14歳の時)に
両親が離婚してしまい
その寂しさを埋めるために
空想上の宇宙人を友達にする
ということをしていたそうです。
制作後のインタビューでは、『空想上の宇宙人』について
(自分には)いなかった兄であり、(自分には)もういないと思っていた父であるかもしれない友人
と語っています。
少年時代の「寂しさ」を作品で埋めようとする行為は
日本アニメの巨匠『宮崎駿』監督にも通ずるものがあります。
作品中に
エリオットがランプの電球に体温計を当てて病気を装う
というシーンがありますが
これはスピルバーグが少年時代によく使っていた「手」だそうです。
40年前に作られた作品ではありますが
少年時代のスピルバーグと同じように
寂しい想いをしている子ども達の心に寄り添う作品であり
時代を超えて「最高傑作」の一つにもなっているのは
そういった背景があるからかもしれません。
E.T. まとめ
- ETは1982年制作、今年で40周年
- 米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録されている
- ETは『extra-terrestrial』(エキストラ・テレストリアル)の略
- 主人公の名前エリオットは Elliott=E.T. からきている説
- 地球に取り残されてしまった異星人と少年エリオットの友情の物語
- 作品はスピルバーグが子どもの頃、両親が離婚したことが元になっている
- ETはスピルバーグの少年時代「心の中にいた友人」がコンセプト
いかがでしたでしょうか?
フジテレビさんの番組宣伝文に
あの時子供だった大人へ
そしてこれから大人になる子供へ
とありますが
非常に素敵な文章だと思います。
ご紹介したように
E.T.はただのSFファンタジーではなく
スピルバーグの少年時代の「心」を反映した作品であり
こういったテーマは時代を超え「普遍的」なものです。
大人は”懐かしく心をくすぐられるような体験”
こどもは”ワクワク・ドキドキして楽しい体験”
ができるのではないでしょうか。
お菓子やジュースを準備して
リビングで家族そろって映画鑑賞などいかがでしょう?
それでは記事は以上です。
ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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